-脳卒中の治療ガイド-


トップページの目次

1.脳卒中の原因

2.脳卒中の対策

3.脳卒中に効果効能があるサプリメント

4.サプリメント以外での予防改善

5.脳卒中に関係する治療法

6.脳卒中に処方される漢方薬


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脳卒中の原因

脳卒中(脳血管障害)の原因は食事から脂肪や糖分を過度に摂り過ぎるために中性脂肪やコレステロールが増えすぎたり過度の喫煙などによる動脈硬化や血管内の血栓などにより、血管が詰まったり血管が切れたりすることによって起こります。動脈硬化や血栓は生活習慣病の糖尿病や高血圧、脂質異常症、肥満、などが大きく影響しています。

脳卒中(脳血管障害)は動脈が詰まる脳血栓や脳塞栓、動脈が切れる脳出血があります。

前触れとして以下のような軽い発作がある場合があります。

・吐き気をともなう今まで経験してことが無いような強い頭痛

・吐き気をともなうめまい

・脈拍と一致して「ザクザク」または「ザーザー」といったような耳鳴り

・急に眼の前が真っ暗になって意識を失う。

・顔または手足の左右どちらか側がしびれたり、手足の左右どちらか側が力が入らなかったりする。

・言語障害として人の話が理解できなかったり、話したい言葉がでないなどの場合や、舌や口の筋肉が麻痺して俗に言う「ろれつが回らない」場合があります。

・物が二重に見えたり、視野の半分が見えにくくなったり片側の眼が真っ暗になり見えなくなる。

・つい数時間前の新しい事を忘れたり、同じ事を何度も質問したりなど徐々でなく急に物忘れをしたり急にぼけた場合は脳卒中の可能性があります。

脳卒中の対策

脳卒中(脳血管障害)の対策としては、血液中のコレステロールや中性脂肪などを減らしたり活性酸素による脂肪の酸化を防いだりして血管を丈夫にすることがポイントになります。

脳卒中に効果効能があるサプリメント

EPA(IPA) DHA

αーリポ酸

イソフラボン(大豆イソフラボン)

イチョウ葉

ナイアシン(ニコチン酸)

納豆菌

ニンニク

ビタミンB6

ビタミンC

ビタミンE

葉酸

レシチン

レスベラトロール

ビタミンB1(ウェルニッケ脳症)

●サプリメント選びのワンポイント・アドバイス

  • EPA(IPA) DHAは血管内の飽和脂肪酸やコレステロールを除去して、血栓の原因物質のトロンボキサンの生産を妨げ血栓を予防します。
  • αーリポ酸とビタミンC、ビタミンEは酸化剤で悪玉コレステロールの酸化を防ぎます。
  • イソフラボン(大豆イソフラボン)は悪玉コレステロールを減らしうえに酸化も防ぎ、血管を拡張させて血栓を防ぎます。
  • イチョウ葉は活性酸素から血管を守り血管を拡張して、血行を促進します。
  • ナイアシン(ニコチン酸)は悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きがあります。
  • 納豆菌は納豆菌が作る酵素「ナットウキナーゼ」は血栓を溶かす働きがありす。
  • ニンニクはコレステロールの酸化を妨げる抗酸化剤であり、体内で作られる抗酸化剤のSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)やグルタチオンペルオキシダーゼの働きを活性化します。
  • ビタミンB6は脳卒中の原因になるホモシステイン(アミノ酸のメチオニンの代謝によって作られ活性酸素を発生させる物質)を分解します。
  • 葉酸はビタミンB12と一緒にホモシステインをメチオニンに戻す働きがあります。
  • ビタミンCとビタミンEは酸化剤で悪玉コレステロールの酸化を防ぎます。
  • レシチンに含まれるリーノル酸が悪玉コレステロールと中性脂肪を減らし善玉コレステロールを増やし、血小板の凝集も防ぎます。

サプリメント以外での予防改善

食事では肉類や甘いもの、バターなどを減らして、魚類や植物性タンパク質(大豆や豆乳)、植物油(オレイン酸のオリーブ油、ナタネ油)食物繊維含んだ野菜やキノコ類を増やしてください、もし肉類を食べたい場合は脂肪が牛や豚より固まりずらい鶏肉を選んでください。

生活面ではタバコや過度のアルコールを控えて、睡眠不足やストレスに注意して肥満にならないように適度な運動を心掛けてください。

脳卒中に関係する治療法

脳卒中の新しいリハビリ法「CI療法」

脳卒中の後遺症治療「経頭蓋磁気刺激治療」(TMS治療)

脳梗塞の新薬 tPA(組織性プラスミノーゲン活性化因子)

脳腫瘍(しゅよう)の「覚醒手術」

がん(脳腫瘍)の放射線治療「サイバーナイフ」

脳卒中のステント新治療

脳梗塞の新治療血栓回収治療

脳腫瘍のMRI手術

閉塞性動脈硬化症(ASO)の人工血管外科手術

大動脈瘤の新しい血管内治療「ステントグラフト内挿術」

胸部大動脈瘤・ハイブリッド手術

動脈硬化症の脈波速度・ABI・頸(けい)動脈などの各種検査

痙縮治療の「髄腔内バクロフェン療法」(ITB療法)

脊髄損傷者専門トレーニングジム「ジェイ・ワークアウト」で歩行回復

手術による「てんかん」治療

ウェルニッケ脳症(ウェルニッケ・コルサコフ症侯群)

メニエール病(目まい)の治療「早期の生活改善」と「薬物療法」

耳鳴りの苦痛軽減治療TRT

物忘れ・特発性正常圧水頭症による痴呆の手術療法

パーキンソン病の脳深部刺激療法

画像診断装置PETによる脳疾患の早期発見(アルツハイマー病 パーキンソン病)

三叉神経痛のガンマナイフ治療

漢方薬・抑肝散(よくかんさん)いよる認知症治療

心的外傷後ストレス障害(PTSD)に有効な「眼球運動による脱感作と再処理治療」


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脳卒中に処方される漢方薬

漢方薬は、自分の証に合ったものをお選び下さい。

「証」とは体力、体質、症状などから患者さんの状態を総合的に観察した診断結果のことです。

  • 実証は生理機能が高まった状態を意味して、外見は健康そうに見えます。
  • 虚証は体力がなく、生理機能が衰え、抵抗力も低下した状態を意味します。
  • 中間証は実証または虚証のどちらも偏らず、それぞれの特徴を半分ずつもつ場合を意味します。

「証」の判定は証の自己判定テストご利用ください。

実証

  • 黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
    脳出血の予防、高血圧、神経症に用いられます。言葉のもつれ、記憶障害、歩行困難、知覚障害などの神経症状と、イライラ、不安、不眠などの精神症状、顔色が赤い、目の充血、頭痛、動悸、めまいなどの症状がある場合に有効です。
  • 三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)
    脳出血の予防、脳卒中の後遺症の改善に用いられます。また、高血圧にともなう頭痛、のぼせ、耳鳴り、肩こり、顔色が赤い、不眠などの緩和にも有効です。
  • 大柴胡湯(だいさいことう)
    便秘がちの人の高血圧、動脈硬化、脳出血の予防、肥満症などに用いられます。便秘や下痢、耳鳴り、肩こり、胸脇苦満のほかに、イライラ、興奮、不安などの緩和などにも有効です。
  • 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
    脳出血の予防や再発防止のほか、頭痛、めまいなどの高血圧にともなう症状の緩和と、「お血」(血液ドロドロ)症状などに有効です。

虚証

漢方薬の解説


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